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2007年1月の記事

2007.01.13

「Story Dance Performance 『Blue』」。

キャラメルボックスの大内厚雄くんが構成・選曲・振り付けも 行った、初プロデュース・アトリエ公演「Blue」を観ました。

いつもはお芝居の中のほんの一部の構成要素として 中劇場の舞台上で、出演者ほぼ全員で踊られるダンスですが、 今回は、キャラメルの役者さんの中でも、 今まで本格的にダンスをやってきていた大内くん、 岡内美喜子ちゃん、小林千恵ちゃんの三人が、普段はキャラメルボックスがお稽古場として使っている“スタジオ・ニンバス”でがっつり踊ってくれました。

当日パンフの大内くんの言葉によると、山崎まさよしのベスト盤 『BLUE PERIOD』からの曲に(たぶんインスパイアされて)、 男ひとり女ふたりの関係性を設定し、 ダンスとパントマイムで表現したもの、という感じの作品でした。 セリフはなかったのですが、なんせまさやんの詞は雄弁。それに、かつて同じキャラメルの真柴あずきさんが共同脚本を手がけた映画『月とキャベツ』でも使われていた「One more chance, One more time」が、切り刻まれて使われていたことにも、ちょっとがっかりしました。最初は「音響トラブル!?」と思ったくらいでしたし。演出としてはアリってわかっても、なんだか納得がいきませんでした。今度このような企画があるときには、外国曲やインスト曲を使ってほしいなあ。

ただ、ダンスの迫力はすごかったですね~。なんせ、狭い空間を横長に使っているから、座席もせいぜい4~5列まで。私の場合、整理番号も若かったので、お座布団の最前列、やや上手寄りに陣取れて、ポジションによっては本当に役者さん…否、ダンサーさんたちが目の前で踊っているわけですから。内容的にも、普段のキャラメルよりは大人っぽくセクシー。

衣裳は黒いノースリーブのTシャツチノパンのような長いパンツブルー系のチェックのシャツ。これは三人とも。チェックのシャツは、人によって柄や色合いが微妙に違ってました。さらにもう一枚、男性ものの真っ白なワイシャツ(か綿シャツ)を、全員が着たり脱いだり、持って踊ったり。ダンス公演の衣裳としては、あまり使われないものだと思います。ノースリーブから見える、無駄なく筋肉のついた腕は、それぞれにセクシーでした。小柄で、劇団でも子役を多く演じる小林千恵ちゃんも、大人の女性の魅力を発揮していました。

企画としては、とても興味深いものでした。チケットを取るのも大変だし、東京以外での公演も難しいとは思いますが、こういう役者主体の企画も、もっとやってもらいたいですね。予定では、今年のうちに、同じくキャラメルの岡田達也さんの企画公演があるとか? そちらは普通にお芝居になると思いますが、楽しみです。

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2007.01.04

野田地図「ロープ」。(ネタバレあり)

年明け早々のお芝居はしご、二本目は野田地図の「ロープ」。12月はじめから上演が続いていて、折り返してすぐの時期に観ました。

なぜかプロレスがテーマ。

でも実は反戦・反米

野田
さんって、やっぱりアメリカが嫌いなのかなー、と思いながら観てました。
「パンドラの鐘」「オイル」なんかを観てもわかりますが(そして、それはもちろん当然の感情だと思いますが)、今回はさらにそのことを強烈に感じました。そしてそれなのに、自分はとても鈍感になっているのではないかと、自問するきっかけになりました。

(以下、ネタバレしちゃうと思います)

いつもだと“言葉遊び”的なダブルミーニングが多用されていますが、今回はそれほどではなく、プロレスの持つ特性と、戦争についての報道とのダブルミーニング、なのかな。
とても残酷な内容を、逆に楽しそうな口調でいきいきと実況するタマシイの姿に、戦慄を感じました。
ベトナムでの虐殺は、元の実話があるそうです。「ミス・サイゴン」も観てはいるのですが、本当にベトナム戦争のことをまったく知らないのだなあ、情けないなあ、と愕然としました。

どなたかもどこかで書いてましたが、「観てよかった」というよりも「観なくてはいけなかった」という作品なんだろうと思います。
ところで、舞台奥に書かれていた名前と年齢?みたいなものは何だったのでしょうか。(販売されていたパンフに書かれていましたか? 未購入のため、わかりません)

宮沢りえちゃんは、ずーっとだぶっとしたTシャツを着てて「あれ?」と思ったんですが、それはミライでのシーンのためだったんですね。あ、あと「コロックル」が「コロックル」(かな?)に聞こえて、ちょっと気になりました。
明星さんの衣裳にもびっくり。お胸が強調されまくってました。…っていうか、最初しばらくは明星さんとは気づかなかったり。(苦笑)
藤原竜也くん扮するノブナガの引きこもり部屋の中のコミックス、いろいろありましたね。「あしたのジョー」とか「パタリロ」とか…「デスノ(DEATH NOTE)」とか「バガボンド」もあったかな? 観てたときには覚えようと思ってけっこうがんばったのに(なにしとんねん!)、観終わってメモっておかなかったので、すーっかり忘れてしまいました。

公演は今日、終了。

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「朧の森に棲む鬼」。

今年の観劇初(ぞ)めは染ちゃんでした(笑)。
「朧の森に棲む鬼」@新橋演舞場。

染ちゃんかっちょいーーー。
阿部サダちゃんすてきーー。
秋山菜津子ねーさん、高田聖子ねーさん、ふるちん、すげーー。

染ちゃんが真っ黒に悪いヤツでした。
ストーリーのベースはたぶん「マクベス」だけど、マクベスより悪いヤツでした。
最初は、魔剣に振り回されていたのに
引っ込んで戻ってくるたびに衣裳が立派になって
剣の扱いも堂に入ったものになってましたね。
大変失礼な書き方になりますが、
そのあたりの表現のしかたも含めて、役者として成長したなぁ、と。
この、どハデででっかい芝居を、座長として見事にひっぱってました。

阿部サダちゃんも、その身体能力をいかんなく発揮。
特に終盤のあの殺陣は、○○を参考にしてましたよね?
(まだ大阪公演があるので、伏字で)

古田さん、かつては主役を張らないときはけっこうあっけなく
やられちゃったりしてましたけど、
今回は悪玉の親分と思いきや…でした。

粟根っち小須田さんは、衣裳が歌舞伎調で楽しかったです。
でも、あまりにあっさり…で、もったいなーーーい(笑)。

でもでも。

新年最初の観劇で、かなり満足度の高いものが観られて
いい年明けになりました。

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2007.01.03

今年もよろしく。

新年のご挨拶を忘れていました。
今年もよろしくお願いいたします。
(そんだけかよっ!)

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