« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »

2007年2月の記事

2007.02.26

「地獄八景‥浮世百景」のキャスティングで。

昨日、DVD「落語笑笑散歩~京都そぞろ歩き風流」
(案内役は、噺家・桂吉弥さん)を見ていて
初めて気づいたんですけど。
「地獄八景‥浮世百景」のキャスティングに関して。
キャスティングばれありです。ご注意を)



「地獄八景‥浮世百景」では、いくつかの役の中のひとつで、
山内圭哉さんが鞍馬山の天狗さまに扮するんですね。
で、鞍馬山の天狗さまがいる場所って
僧正ガ谷」らしいんです。
つか、鞍馬山の大天狗って「僧正坊」なんですって。

で。

山内さんといえば、“僧正”じゃないですか!

このキャスティングは、ねらってたりしますかねぇ(笑)。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.02.20

「地獄八景‥浮世百景」(ネタばれあり)その1。

プレビュー含め最初の3日を休演していた桂吉弥さんが戻っての「地獄八景‥浮世百景」本公演、観ました。今回はなんと、最前列ですよ、奥さん! いかんいかんと思いつつ(笑)、お目当ての役者さんに釘付けです。

以下、ネタバレありまくりですので、未見のかたはご注意くださいね。ではいきます。

プレビューで観て、その後、吉弥さんの高座で「地獄八景亡者戯」を聴いて、の観劇。個人情報(!)としては、芝居見(年間100弱)、落語はほんのり知っていて、江戸も上方も関係なく楽しむタイプ。G2に関しては「人脈はすごいけど、大風呂敷広げて、あんまりたためないかも」な印象。

そんな私、楽しく観ることができましてよ。

劇中に引用された噺は、聴いたことがあるもの、本などで概要だけ知っているもの、題名しか知らないもの、まったく知らないもの、といろいろ。入り口になっている「地獄八景亡者戯」と、ベースの「立ち切れ線香」「崇徳院」は実際に聴いたことあり。横糸的な「算段の平兵衛」「胴乱の幸助」は題名だけ、「天狗裁き」は聴いた。その他、一節だけでも出てきたのは順不同で「鷺とり」「鴻池の犬」「らくだ」「千両みかん」「皿屋敷」「ぞろぞろ」「三枚起請」「猫の忠信」「抜け雀」「高津の富」「はてなの茶碗」「代書」…(“ここは落語っぽいぞ”と思って、後から調べたものもいくつかあります)。あと“栴檀(せんだん)の森”がらみの噺もありそうですよね。プレビューではわからなかった若旦さん(佐藤アツヒロくん)の「フグ(=すぐ)にフグ買うて、フグに料理してフグに食べて、フグに当たって…」も、吉弥さんの高座見たからわかったわけで。「お、ここに『地獄』本体が!」と。そんな感じで、劇中で「あ!」と気づくのが楽しい。そして「おや?」と思って後から調べるのがまた楽しい。調べるには、そよさん(「コ・コ・ロ・コロコロ・・・」)もご紹介なさってましたが、「世紀末亭」さんが便利便利。上方の言葉のニュアンスを見事に文字に起こしてらっしゃいます。

これだけの噺を盛り込んで(東野ひろあきさんグッジョブ)、最後にはハッピーエンドにして(松尾貴史さんのまくら的な「後味の悪いはなしです」というのは、そうでもなかったなぁ、と)、かといってムダにコテコテにならないであっさりめに仕上がったのは、G2だからでしょう。今回は、深く突き詰めない感じがよかったと思います。落語の「地獄」を聴いたにんげんからすると、こんなもんですよ(笑)。私も最初は「米朝師匠が復活させた」とか「長い噺」とかいうので「ものすごい立派なネタ」と思いこんでたんですが、「地獄」じたい、かなーり内容のない(笑)噺だし、サゲも決してお上品ではないし、時事的なくすぐり満載だし。落語なんてお気楽に楽しむモンですから。

細かいつっこみどころはありますけど。だってね。「立ち切れ線香」の元の噺だと、若旦さんは百日の蔵住まいを余儀なくされていて、小糸とは絶対連絡が取れない。だからあんなふうになってしまうのもわかる。でも今回の場合は、商いの修行に出てるとはいっても、結構一人で外を歩き回ってるわけだから、その気になれば文の一本くらい出せるわけで。「かくかくしかじかだから待っててくれ」という一筆が、小糸に届いてさえいれば…なわけですよ。ほんま、アホぼんやなぁ。涙。あとは、小糸は芸妓ということなのに、若旦さんと出会ったお座敷でのお衣裳や、最後に若旦さんと一緒になれるところでの姿が、どう見ても花魁風。…おかしいやろ!(笑) 特にラストは、「紺屋高尾」のように、ちゃんと若奥様風になってたら問題なかったんですけどね〜。まあ、華やかにしたかったということなんでしょうけど。あと、これはつっこみどころというのではないんですが、若旦さんが登場してすぐのセリフで、お客さんがリピーター(二度以上観ている)かどうか判断できるものがあります(笑)。

その2(役者さん別)に続きます。

※「桂吉弥のブログ・だいたい毎日日記」、2月13日のエントリ「しょにち」にトラックバックさせていただきました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「地獄八景‥浮世百景」(ネタばれあり)その2。

■役者さん別。

若旦那・菊次郎佐藤アツヒロくん。
髪が多くて、ヅラが浮くというウワサ。気になってしかたなかったです(笑)。実際、普通はもみあげもヅラで作ると思うんですが、あっくんは自前でした。大阪弁で苦労したそうですね。私はネイティブじゃないんでわかりませんけど、確かにちょっと固かったかも? お目付役の小番頭・由松(升さん)にしてやられて、一人で走り回る軽快さ、アホさ加減が合ってました。【※追記・他の役は、影絵のひと】

芸妓・小糸高橋由美子ちゃん。
いくつになってもかいらしなぁ。彼女の関西弁はよかったですね。何でも「お酒を飲まないと語れない理由」によって(笑)、上手らしいんですけど(「G2HP」でのスペシャルトークより)。早替えはラストくらいしかないけど、出番はけっこうあって、あっくんと二人で芯になって奮闘してました。三味線に合わせた歌(噺通りなら、地歌「雪」)もすてきでした。

算段の平兵衛ほか@山内圭哉さん。
平兵衛の口八丁なところ、アドリブかましまくりの自由さ(「羽二重なしのヅラがそないにおかしいんか!?」などなど)、えーかげん、てけとーな感じのキャラが上方落語の世界に合ってましたね。落語風の語りすら、自由奔放(笑)。それから、くっきり二重がかわいかったです。他の役は、天狗・薬種問屋の大旦那。

女将ほか@松永玲子さん。
松永さん、他の舞台だとけっこうキワモノ的な役が多くて、ちょっと苦手なんですよ。でも今回は、そのあたりはほとんどなくて、実の娘で芸妓という小糸を気遣う母親の様子がよかったですね。落研出身とのことで、落語風の語り部分もよかったです。開演前注意の声、松永さんでしたかね? 関西イントネーションのゆるやかな感じがすてきでした。「本日は じごくばっけえ‥うきよひゃっけえに ご来場いただきまして まことにありがとうございますぅ」みたいな。うー、イントネーションは書けへんか(笑)。他の役は、亡者・町人・奉公人。

丁稚・定吉ほか@小松利昌くん。
普通にしてたら、ちょっと生瀬さんちっくな、低音が魅力の青年、って感じなんですが…。今回は飛び道具でした(笑)。東京で、こんな大きな劇場に出るのもほぼ初めてじゃないかと思うんですが、トバしてくれましたね〜。ウケてて安心しましたよ。駕籠かきは特にすごかったなぁ。若旦さんより背の高い定吉、ってのも笑えました。他の役は、亡者・花魁・髪結床亭主。

お花ほか@出口結美子ちゃん。
綺麗で背が高くて、ヅカ出身かと思いましたが、違うんですね。舞台でも映像でも、初めて観ました。平兵衛に美人局やると言われて「いややわ、そんなん」と言いつつそそくさと支度する様子が笑えます。お白州のところは当然として、影絵でも一度、男役もやってましたかね? 他の役は、亡者・町人・身投げしようとする女。

菊五郎ほか@桂吉坊さん。
菊やんはかいらしかったぁ。でもあんまり出番もないし、やっぱり小糸からの手紙を運ぶ、よっさん@「ケッケッケ」が印象的。初舞台とのことでしたが、さすが噺家さん、舞台度胸はありますね。普段は座ってはなすのが仕事ですから、下半身がうまく動かせないと苦労なさっていたようですが、特に不自然さは感じませんでした。他の役は、亡者・髪結床の客・駕籠かき・同心(与力かも?)・お白州の役人・影絵のひとびと。【※追記・他の役に追加、落語風語り(お座布団には座らず)←ありがとうございまぁす。>kankoさん】

胴乱の幸助ほか@市川笑也さん。
スーパー歌舞伎で女形を観て、映画「筆子・その愛」の会見風景を見て素顔(笑)を知り。でも今回の役は、けっこう年のいった役柄が多くて、脇に徹している感じでしたね。プレビューの時は、遠くから観ていて「胴乱の幸助のところは、素顔の梅沢富美男に似てるなぁ」なんて思っちゃいました。ごめんなさいー。吉坊さんとの同心(or 与力)コンビは、歌舞伎風のメイク(目尻に墨が入ってる)がきりりとしてすてきでした。崇徳院の君(でいいかなぁ?)は言うに及ばず。他の役は、鬼・髪結床の客(2回)・庄屋の妻・影絵のひとびと。

瓦版屋・伝吉ほか@桂吉弥さん。
大河俳優(笑)やし舞台にも何度も出たはるし、噺家さんやしで、舞台度胸は満点。最初の欠席があったせいで、スポット的な出演になってしまったのが残念。もっとがっつり役者さんやってほしいですね。瓦版屋のメイクがけっこうきりっとしてて、すてきでした。そこからすっと落語風語りに入る感じ、さすが本業! “しゃべり”の役のほか、アホ系、エロおやじ系役など、演じ分けもみごとでした。他の役は、丹波のおじき・宿屋亭主の伊八・庄屋・庄屋の声色を使う平兵衛の声・髪結床の客。

小番頭・由松ほか@升毅さん。
若旦さんのお目付役で修行の旅に出て、でも自分ではほとんど動かず、口八丁で宿屋に長逗留。おいしいなー(笑)。升さんの関西弁も久々に聴いたな〜。なんかのんきでいいですね。ただなぁ、ルックスがよすぎて、小番頭に見えないのがなんとも。どこぞのお殿様がお忍び旅かと(笑)。他の役は、鬼・影絵のひとびと。

閻魔大王ほか@松尾貴史さん。
いくつもの役を兼任しつつ、それぞれの役柄をあっさりこなして、すぐにすっと次に移るので、観てるほうも混乱しないですむ感じです。最初のまくら的な語りから、アドリブなくすぐりを入れつつ上方落語の世界にいざなってくれます。AGAPEのときの「地獄八景亡者戯」、観直したいですね。あの時はまったくわからず観ていて、たぶんその楽しさの半分も味わってないと思うので。前述のG2 HPスペシャルトークによると、吉弥さんが演った庄屋は、元は松尾さんだった? 他の役は、案内人(でいいかな?)・大番頭・捕り方・奉行・犬や猫などの声色・花魁・髪結床の急ぎの客。

★「他の役」は、見落としているもの、忘れてしまっているものもあるかもしれません。思い出したら追記します。

★吉弥さんお休み時の配役は
瓦版屋〜語り=吉坊さん
丹波のおじき=松永さん(もちろん、「おばき」で)
宿屋亭主=小松くん
庄屋・庄屋の声=松尾さん
隣村の連中にぼこぼこにされる庄屋=人形
髪結床の客=吉坊さん
あと、駕籠かきの役で一度、小松さんの代わりに出口さんが出てました。

って感じですかねぇ。ふう、長っ!

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007.02.14

「上方落語の花形来る!」追加公演。

有楽町噺小屋 GINZAスペシャル! 上方落語の花形来る! 追加公演「桂小米朝×桂吉弥×桂吉坊」。行ってきました。
とあるところで、 トリが吉坊さんという情報は仕入れていました。
で、番組を見ると、吉弥さんが一題のみ。さらに事前告知のなかった、佐ん吉さん(前座ってことなのか、高座返しも担当。でも噺のときにはまくらがありました)も登場しました。

演目は(ここのみ敬称略)
桂佐ん吉「始末の極意」
桂吉坊「鷺とり」
桂吉弥「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)」
(仲入り)
桂小米朝「天狗裁き」
桂吉坊「足上がり」

佐ん吉くんは、「誰か有名人に似ていたら、自己紹介が楽」というようなまくらだったので、誰に似てるか考えてました。 …とある、舞台中心に活躍する俳優さんにちょこっと似てます(笑)。噺のほうは、きっちりと(「始末の極意」は初見・初聴)。でもいっぱいいっぱいということもなくて、いい感じにいけてたと思います。

吉坊さん。絶賛上演中の舞台「地獄八景‥浮世百景」からの失敗エピソードなどを交えつつ「噺家のほうが気楽」というまくらから「気楽な男が…」と続けて、「鷺とり」。江戸落語にも同ネタがありますが、五重塔の場所が吉坊さんのは当然大阪のお寺(天王寺さん=四天王寺? ごめんなさい、不案内でわかりません)だし、サゲも違った気がします。それとスズメがめちゃめちゃかわいかったです。ところで、大阪には、本当にみりんの絞りかすで作ったお菓子(たしか「こぼれ梅」)があるんでしょうか? 江戸バージョンだと、米粒をみりんに漬けておいて、それを使っていたんですが…。

続いて、お目当ての吉弥さん「地獄八景亡者戯」。もう、まくらから「たいしたことない噺。長いだけ」「長いとこつまむと、なくなる」「どこを聞き逃しても、問題ない」などなどと言うので私が勝手に考えていた“大ネタ”というのとはちょっと違うかもしれません。長いのは確かに長いです。しかも、噺の目線がいろいろ(大きくは3グループ)に飛ぶので「あれ、あのひとは?」ということになったり(笑)。なかなか“てけとー”な噺だったんですね。
一番の見せ場は、やっぱり「どうも亀だった〜♪」でしょうね。(声はいい! けど、音程が若干怪しくなかったですか?)まさか、アレがくるくる回るとは。びっくりしましたよ〜。でも、ここはホントに気持ちよさそうでした、吉弥さん。

やっと録音できたラジオ「米朝よもやま噺」では今週(先週もだったそうです)、吉弥さんがゲストで、この落語の「地獄〜」のことを話していたのですが、(関東は火曜20時からニッポン放送にて。帰宅してソッコー聴きました)ご本人も、「どうも亀だった〜♪」がお気に入りだそうで。この噺、やや下品で“くだらねーっ”のもサゲといえばサゲかなあ、なんて考えました。“だいおう”はやっぱり「大黄」と「(閻魔)大王」をかけてたんですね。

ところで、前半に出てきた、舞妓さんのちらちら揺れるかんざしを、小拍子ひとつをちらちら顔の横で振って表現するのがけっこうすきなんですが(私は吉弥さんの「愛宕山」で初めて見ました)、これは「ここから国宝の道が…」とおっしゃってたので、米朝師匠から受け継がれている技(技って)なのですね〜。

続いて、仲トリの(←全然違うし。正しくは「中入り後、最初は」)小米朝師。これはもうお見事! あの笑顔もすばらしいですよね〜。次から次へと出てくる登場人物の演じ分けがすごいので引き込まれます。「天狗裁き」は、舞台の「地獄八景〜」にも引用されているし、吉弥さん出演のDVD「落語笑笑散歩・第五巻」でも紹介されているので、ちゃんと聴きたかったんですよ。

最後に再びで、トリの吉坊さん。やるのが、というより聴くほうが特にわかりづらくて “難し”くて、演るかたが少ないという「足上がり」。大阪の商人ことばで、「クビになる」「暇を出される」といった意味があるそうです。で、商家の芝居好きな番頭さんが、その費用を捻出するためにしていたことが元で、“足上がり”になったんですが、本人はそんなこととはつゆ知らず、夜中になって戻り、途中まで同じ芝居を見せていて先に帰らせた丁稚・定吉にその続きを語ってやると……ってな感じの噺です。「その続き」というのが、「四谷怪談」の一部でした。吉坊さんの女役(番頭さん演じるお岩)って初めてですわ。今まで聴いた噺(って、今日の「鷺とり」を入れてもまだ三題ですが)には、女性は出てきませんでしたからね。

今日は、最前列なのはよかったんですが、見台の上で何かするときには膝隠しで見えなくなってしまうのが、やや残念でした。

それにしても、やっぱり楽しいですね〜。米朝一門、吉朝一門の落語会は。贅沢とは思いますが、また東京にいらしていただけると嬉しいです。このままだと、後先考えず遠征しまくりそうです。(危険すぎます)

※「桂吉弥のブログ・だいたい毎日日記」の2月14日のエントリ「らくごのじごく」にトラックバックさせていただきました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.10

「地獄八景‥浮世百景」プレビュー。

「地獄八景‥浮世百景」プレビューを観ました。
桂吉弥さんが数公演休演、吉弥さん出演回のチケット確保済み、来週あたまに、吉弥さんが東京でも落語の「地獄八景亡者戯」 を口演。

ということで、当初は吉弥さんの出てらっしゃらないプレビューなどの回を観る予定ではなかったんですが…。吉弥さん休演の代役をどうするのかな、という興味とたまたま仕事のひとつが一段落したのとで、終業後に世田パブに向かってました(笑)。

「地獄八景‥浮世百景」(じごくばっけい‥うきよひゃっけい)。
桂米朝師匠が復活させた大ネタ 長講「地獄八景亡者戯」 をベース入り口に、さまざまな上方落語のエピソードと 登場人物が入れ替わり立ち替わり登場。 佐藤アツヒロくんと高橋由美子ちゃん以外は、複数の役を兼任です。 まあ、普通落語はそういうモンですしね。

「地獄八景亡者戯」は、数年前に松尾さんがAGAPE storeで 舞台化してまして、それは観てます。 けど、実はあんまり覚えてません(あかんがな)。

吉弥さんのところは代役を立てるのかと思っていたら、 吉弥さんがやる役を、ほかの役者さんに少しずつ 振って対応していたみたいです。 本役の吉弥さんが戻ってきてからの違いを確認するのが楽しみ!

今日のプレビュー初日は開演15分ほど前の当日券で、 2階最前列どセンターでした。 らっきー。 前をさえぎるものがなんにもありません。 最初に松尾貴史さんが出るシーンは、
2階席から見て正面なくらいの高さなので、これもらっきー。

プレビュー初日ですから、ところどころでテンポが… ってところはなきにしもあらずでしたが、 基本的には「ほほぉ、うまいこと作らはったなぁ」ですね。 落語をまったく知らなくても問題ないと思います。 そんなひとの感想を聞いてみたいですね。

個人的には世界一団(現sunday)の小松利昌くんがけっこうウケてて、よかったなー、と。

パンフレット(1,500円)に載っていた「引用落語」、わかったのもあり、わからなかったのもあり。聴いたことがあっても、劇中のどこに出てきたかちょっと思い出せなかったものもあり。

あり?(笑)

東京公演は2月18日まで(吉弥さんは12日から出演)。その後、大阪、北九州にて公演があります。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.02.05

黒門亭に行きました。

過去の日付に戻って書くのは、ちょっとお休みします。
なんかうまい感じじゃないので。

で、日曜日には初めて黒門亭に行きました。
御徒町からほど近い、落語協会の2階にあるお座敷が
毎週金曜夜、土曜昼夜、日曜夜に“寄席”になります。
定員は40人なので、すぐにいっぱいになっちゃいますが
木戸銭は1,000円でとってもお得です。

今回は、ネットで知り合ったかたと初めてお会いして、
連れていっていただきました。
ありがとうございました。(私信)

今日拝見するのは、白鳥さん以外は初見です。

前座 春風亭正太郎「転失気」
正太郎さんは、「しょう××の弟子です」とのこと。
×の部分が聞き取れなくて、「春風亭」なのでまさか昇太さん? と
思ってしまったんですが、違っていたようです。
(春風亭正朝師匠のお弟子さんでした)
まだ入門して一年経っていないそうなのですが、しっかりしてましたよ。
一ヶ所、会話が飛んでしまったところがあったようですが
小坊主さんがかわいらしくてよかったです。

五街道弥助「鮑(あわび)のし」
ぱっと見、元カクスコの井之上さん風(笑)。
お年はもっとお若いんですが、声もちょっと似てました。
「鮑のし」自体はPodcastで聴いたことがあるんですが
(今調べたら、Podcastも弥助さんの高座でした。汗)
「あ、この噺知ってる…けどなんだっけ!?」と考えつつ聴いていて
魚屋さんのところで「おっ!」と気づきました。
甚兵衛のダメダメなところ、大工の棟梁に入れ知恵されて
啖呵を切るところ、おもしろかったです。
そういえば、「鯛」を普通に「たい」と発音してました。
以前、どなたかが(別の噺かもしれませんが)「てぇ」と
言っていて、江戸っ子ならそのほうが近いのでしょうね。
まあ、わかりにくいので普通に「たい」と言ったのだと思います。

三遊亭白鳥「長屋の花見」白鳥風味
いつもお稽古をする黒門亭ということで、今日もお稽古。
というか、「新作はお客さんの前で演るしか反応がわからないので。
池袋ではウケなかったので、ここでもかけてみて」ということのようです。
なんでも、“それぞれの「長屋の花見」”という企画があるらしく。
とはいえ、新作派の白鳥さんのこと、ご自分の体験を踏まえて
やや時事的な内容も織り交ぜて、完全に“白鳥風味”にしてました。
なんだか、やんちゃ坊主がそのまま大人になって噺家になった
かのような高座でしたね(笑)。

ここで中入り。

入船亭扇治「代書屋」
ぱっと見、“宇宙人”?(失礼すぎ) とっても特徴的なルックスで。
着物が、やや光り物のような、模様の入った明るい緑色で
それも目を引きました。
噺は、ベテランらしく安定していましたね。
噺の中のくすぐりで、二つくらいを
後方席のおじいちゃまが先に言ってしまったり、
白鳥師匠の本名ネタがわからず笑えなかったり、
と、ご本人以外のことで残念なことがありました。

三遊亭らん丈「唖(おし)の釣」
らん丈師匠は、まくらが「新解さんの謎」的なネタで、
しかもネタ帳のようなノートを読んだり、新明解の辞書そのものを
引きながら読んだりして、ちょっと「………」でした。
(“唖”の説明をしたかったから、らしいですが、それにしても)
そのせいもあり、最後の噺家さんということもあり、
何度か噛んだりしたこともあり、やや集中力に欠けながら
聴くことになっちゃいました。

お座敷にお座布団で、というのは雰囲気は本当にいいのですが
疲れやすいのが玉に瑕ですね。
…もっとやせればいいのか。(自業自得)

また、機会があったら行こうと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.02

あれ?

このところ、連日ここを更新しているんですが、
なぜかアクセスは減るいっぽう…。
どうしたんでしょう?
何かヘンなことを書いてしまったのかなぁ。

今年に入ってからの観劇の感想もどきを
ちまちまと書いているんですが、
もう終わっちゃったものが多いから
タイミング的に遅いってことでダメなのか…。
日にちを操作して、観劇した日時に変えて上げてるから
いけないのかな?

うみゅう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »