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2007年8月の記事

2007.08.23

「妻をめとらば」。

「妻をめとらば 〜晶子と鉄幹〜」を観に、明治座に行きました。

劇団M.O.P.のマキノノゾミ氏が、かつて青年座のために書き下ろした「MOTHER 〜君わらひたまふことなかれ」を基に、与謝野晶子と鉄幹の日常を描いたドラマです。脚本はマキノ氏と鈴木哲也氏(マキノ氏のアシスタントも務める「もぼ鈴木」氏)の共作。昨年、大阪と名古屋で上演されたものの東京公演がなく、観たいのに観られない作品でしたが(一瞬遠征も考えました)、東京での再演が決まったということで、楽しみにしていました。ものがたりは、二人が主人公ということで、他にも実在の作家、歌人、詩人らが登場しますが、あくまでも晶子と鉄幹と子供たちを中心とした、にぎやかな日々のスケッチでした。このころは、鉄幹はすでに文壇では、本人は望まないものの世代交代によって第一線からはやや後退している感じ。一方、晶子は短歌のほかに詩やら新聞小説やらを書きまくり、一家の財政を支える大黒柱。それでも鉄幹はプライドの固まりで、つい格好をつけてしまって晶子を怒らせてしまう…。そんな経済的には逆転した力関係ながらも、結局は愛し合っている二人。ラストもほのぼの笑えるものでした。

3幕で休憩(30分×2回)込み約4時間! ちょっと疲れたけど楽しかったです。今回は3階席後列からの観劇でしたが、花道がやや見えづらい以外は不満もほとんどなく。

やっぱり藤山直美さん凄い!、の一言です。そのパワーが舞台全体を巻き込んで、すべての役者さん・スタッフさんがすてきにまとまっていい舞台になっていました。匠ひびきさん、早いうちに亡くなってしまう役で、「ありゃあ、もったいないー」と思っていたんですが、亡くなってからも登場(笑)。なるほどねー。その時の衣裳もよかったです。松金よね子さんも途中で亡くなり、あとで匠さんと二人で登場するシーンも。

この日、途中で地震があったのですが、客席はざわざわしてもお芝居は続きました。おさまった後のシーンでアドリブをかます直美さん。…子役ちゃんに振ってました(笑)。

岡本健一くん、石川啄木役なんですが、それを知らずに観ていまして。開幕からちょっとしてから紹介された(名乗ったんじゃなかったよなぁ…)と思うんですが、その前にセリフで「働いても働いても暮らしは楽にならなくて」みたいなものがあって、「!?」と思う、と。知らないとわからない、知っているとニヤッとする伏線でした。で、横分けのヘアスタイルなど、有名な肖像写真にかなり似てます。

公演は終了です。

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2007.08.20

はじめての てんまてんじんはんじょうてい。

先日、夏休み第2弾として大阪に行って来ました。主な目的は、「誕生日に」「天満天神繁昌亭に」「初めて行って」「吉弥さんの」「高座を拝見する」。です。わはは。

諸事情により一度はあきらめた大阪行きでしたが、いろいろと状況が変わって、結局行くことになりました。一番新幹線料金が高いこの時期に!(笑) そのへんの事情は、割愛いたしますが。

というわけで、「かい枝・吉弥の ビギナーズラック Vol.05 〜さむくて眠れナイト〜」を拝見するために、初めて天満天神繁昌亭に行きました。全席自由・開場時間18時30分ということなので、天神さんにお詣りして、軽く腹ごしらえでもして、まあその時間に間に合えばいいか、と思っていたのですが、18時ちょっと前に繁昌亭前を通りかかると、すでに何人かのかたが並んでらして…。ひゃー、大変大変。


ここでお詣りを捨てて腹ごしらえを取るところがなんとも、なのですが(笑)。結局大阪に来てさぬきうどんを食べるという狼藉を働き、近くのお店でおうどんをかっこんで、いざ並びの列に。結局30番目程度で入れまして、ざっと見回してまあ観やすそうな、センターブロック6列目の下手側通路脇の席へ。間口はまあ広いのですが、奥行きはあまりなく(座席数は1階が153席、2階が63席だそうです)、思ったよりこぢんまりしていました。座席の段差は4列目くらいからけっこうついているし、舞台も高めなので、多少後ろ目のほうが観やすいかもしれませんね。2階席があるので、後方は天井が低めです。前方はその分天井が高く、上からたくさん提灯がぶら下がっています。繁昌亭のために寄付なさったかたがたや団体のお名前が書かれているんだそうです。なんてところを見ていたら、入り口のところでチラシ束を配っていた、甲高い声の女の子が前方に登場し、声をひっくり返しながらハイテンションで物販桂文福師匠のお弟子さんで、桂ぽんぽ娘(ぽんぽこ)ちゃん。桂文福師匠が編集長を務める上方落語協会誌「んなあほな」と繁昌亭オリジナル手ぬぐいの抱き合わせ販売をしてました。「んなあほな」は買おうと思ってたので、せっかくだしと、ぽんぽ娘ちゃんから買いましたよ。

ロビーはけっこう狭いですね。そんな中でグッズ売り場がけっこう広く取ってあり、さらに今回はオリジナルTシャツも販売していたので、かなりごちゃごちゃした印象でした。中入りで気づいたのですが、赤い人力車がロビーにいた(夜だから?)ので、壁際にかけられていた物故者のお写真がよく見えなくて、残念でした。

開演前はスカっぽい曲が何曲か繰り返し流れていて、心をつかまれました。どなたの選曲なのでしょう。

さて、この日の番組は(ここのみ敬称略)
桂かい枝 「野ざらし」
桂吉弥 「仔猫」
(中入り)
桂吉弥 「寄席盗人」(新作)
桂かい枝 「丑三つタクシー」(新作)
企画コーナー「写真トーク」
※新作の演題は、それぞれの噺家さんのブログを参照しました。
 桂かい枝★ブログ
 桂吉弥のブログ・だいたい毎日日記

今回は「さむくて眠れナイト」という副題がついている通り、ちょっと恐い系の噺をするそうで、それぞれ古典と新作を一つずつ、とのこと。吉弥さんの新作を聴く機会はなかなかないので、恐い噺は苦手ながらも楽しみにしていました。いざ緞帳が上がると、出囃子ではなくジャズ風の曲が流れ、それに乗って噺家さんが登場。へえー。

かい枝(かいし)さんは初見・初聴きだと思います。まずはお座布団のみ。お着物は白地にの縞が入った着流しに、ややくすんだ紺色の羽織羽織紐は赤半襟は濃い色で、紺か黒か。は紺か青紫に橙色の柄。まくらは、まず最近のお仕事で、めちゃくちゃ暑い場所(甲子園球場外野席)とめちゃくちゃ寒い場所(南極を体験できる滋賀県の施設)での取材の顛末と、英語(英会話)がお得意だというところから「日本の英語教育の問題点にツッコむ」など。そして噺に入りました。とても表情豊かなかたですね。引き戸を開けるところで「ガラッ」と口で効果音を言うのもなかなか珍しいと思います。聴いていると「あれっ?」。東京落語の「野ざらし」でちょっとびっくり。上方のかたも演るんですねえ。釣り針を引きちぎって捨てたところあたりまでで下りました。

高座返し、上方ではお茶子さんという女性がするのですが、見台など一式を持って入ってきたかたが、関西のタレントさん・なるみに似ていてびっくり…まさか本人、のわけないですよねえ?(本人より若いコだったと思いますが…) 

閑話休題。吉弥さんは茶色系の紋付きの揃い、淡い茶系の羽織紐半襟は灰色クリーム色っぽい帯に同系色の少し濃い色の柄。内弟子時代のことなどをまくらに。…コロッケのエピは、吉朝師匠も似たようなことおっしゃってましたよー(CDに残ってます)。食べてた遊具はブランコじゃなくて、師匠は滑り台でしたけど。それと“増えるおでん鍋”には笑いました。噺に入ると「あ。これ聴いたことある…けどなんだっけ?」としばらく判断がつきませんでしたが、途中で「仔猫」とわかりました。去年の浅草見番ぶりです。が、漢字表記が思い出せず、アンケートに「子猫」と書いてしまいました。使ってらした手ぬぐいは、吉弥さんオリジナルの白いほうのだと思います。

中入りには、再びぽんぽ娘ちゃんが物販。今度は、「ビギナーズラック」のオリジナルTシャツも販売。これを次回以降、着用(実際には「持参」でも可らしい)すると入場料金の500円キャッシュバックがあるとか、終演後にお二人からサインがいただけるとか、いろいろお得なTシャツです。

中入り後は再び吉弥さん。明るめの灰色の着流し濃い灰色の半襟帯は未確認、ごめんなさい。先ほどの「仔猫」のサゲがダブルミーニングになっていることについて触れて、「これを知ったのは、実は去年なんです」と告白(去年の浅草見番でそうおっしゃってましたよね。笑)。最近、今更ながら「24」のそれも第1シーズンにはまっているとのことで、その影響を強力に受けたという「寄席盗人」入門13年目くらいの現代の噺家が、寄席から売り上げ金を盗むが…という噺で、わりと短めでした。最後は舞台の照明が少し暗くなってSEが入り、吉弥さんが上手袖にはけたあともSEが少し続き…というふうで、かなり実験的な作品でした。「これからもやっていきたい」と吉弥さんがブログで書いてらしたので、ネタバレを避けて書きました。わかりづらかったらごめんなさい。

そして、かい枝さん。黒紋付に縞の袴姿での新作は「丑三つタクシー」。途中で客席も舞台上も照明がだいぶ落とされ、暗いままで進みました。一瞬、柳家蝠丸師匠のやった「幽霊タクシー」を思い出したんですが、あの時は実は眠ってしまってちゃんとは覚えてません。汗。このタクシーが、元は霊柩車で、目的地に着く前に運転手が自宅に寄って水を飲みたいというので待っていたら…というような感じ。これも今後かかるかもしれませんので、サゲは書きません。

かい枝さんが上手袖にはけると、真ん中にスクリーンが下りてきて、お座布団がその両脇に置かれ、ジーンズにビギナーズラックTシャツ(白地に赤の絵柄)を着た、メガネをかけた吉弥さんがまず登場。下手側のお座布団に。わーい、近い近い(笑)。「かい枝さん(「くん」と呼んだかも?)はまだ着替えてますので…」と言って、ちょっと間をつないでから、「写真トーク」に。かい枝さんはアロハみたいなシャツにジーンズでした。

まず、かい枝さんの新作について吉弥さんが「サゲは違うほうがいい」とおっしゃって、ご自分の考えたサゲをご披露。…うーん、どうかなあ? なんかわかりにくい感じだし、私はかい枝さんのやったののほうがいいっす(笑)。

写真は、「本日のお手伝いのみなさん」「噺家仲間のおもしろ写真」「最近のお仕事」「秘蔵写真」などでしたかねえ。それぞれの写真に対して、お二人がコメントなどを挟みます。前回はパソコン画面をスクリーンに映す機械が壊れてしまって、パソコンを持ってきてそれを客席に見せていたそうで、その様子も振り返りつつ…。吉弥さんの秘蔵写真は高校時代のもの、かい枝さんのは…ものすごいインパクトの“さぶ”的写真。んーと、実際は違うらしいのですが、見ようによってはそう見える、という(笑)。かなりテンポよく進んで、あっという間に終演。

終演後はTシャツにサインをしてくださる、ということで、常連さんたちとお話ししてらしたお二人をお待ちして、買っておいたTシャツを出して無事にサインゲット。吉弥さんには差し入れをお渡しして少しお話しをさせていただきました。その時、うっかりサブバッグ(布製の手提げ)を落としてしまい、あわあわしていたら吉弥さんが拾ってくださいました。ひゃあ、ごめんなさいー。

誕生日に吉弥さんの高座を拝見できるなんて、(自腹でしたけど)すごいプレゼントでした。思い切って行ってよかったです。懐は痛いけど(しつこいですよ!)。

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2007.08.19

「鈴本夏まつり」夜の部・3日目。

間にいくつも落語や舞台を観ているのですが、自宅マシンの不調もあってどうにも追いつけなくなってしまいました。そこで、それらは飛ばすことにしました。すみません。というわけで、今日の記事。

柳家さん喬師匠と柳家権太楼師匠が交代で主任を務める、鈴本演芸場8月中席夜の部

権太楼師匠の「らくだ」さん喬師匠の「三枚起請」が一度に聴けるこの日が、自分的なスケジュールも合う上に、一番聴きたかった組み合わせだったので、がんばって並んでよかったです。

番組は(ここのみ敬称略)
柳家喬之助 「子ほめ」短縮Ver.
鏡味仙三郎社中 《太神楽》
古今亭菊之丞 「元犬」
昭和のいる・こいる 《漫才》
柳家甚語楼 「粗忽の釘」
柳家喬太郎 「夫婦に乾杯」
三増紋之助 《江戸曲独楽》
林家正蔵 「一文笛」
(中入り)
江戸家小猫 《動物ものまね》
柳家さん喬 「三枚起請」
柳家さん喬・柳家権太楼 《寄席の踊り》
林家正楽 《紙切り》
柳家権太楼 「らくだ」

開口一番が前座さんや二つ目さんではなく、いきなり真打さんでびっくり(笑)。

喬之助さんは、まくらで今お住まいの要町にあるいろいろなお店の楽しいエピソードからいきなり、「こんちは、隠居さん。子供のほめ方おせぇてください!」で始まる(笑)、「子ほめ」短縮バージョン

仙三郎社中は、仙三郎親方の土瓶の芸がお見事! ほかは仙志郎さんと仙花さん。

丞さまは、(前日、黒門亭の前座で登場した)三遊亭歌すみちゃんのとはやっぱりところどころ違ってて、「ああ、やっぱり男のひとがやる『元犬』なんだなぁ」と妙に感心したりして。

のいる・こいる師匠は、席が後方だったせいで、たまぁに、のいるさんのツッコミが聞こえづらいところが…残念。

甚語楼さんの「粗忽の釘」は、お向かいには行かず、最初からちゃんとお隣りには行けました(笑)。

きょん師は、ちょっと渋めの紺色っぽいお着物で、「あら、珍しい色合い」と思っていたら、羽織を脱いだ瞬間、客席大ウケ! 「羽織を脱いだだけで笑いを取れるなんて思わなかった…」。だってー、SWA着物なんですものー(笑)。「夫婦に乾杯」は、もともと昇太さんが作った噺なんだそうですね〜。今回、初聴きで、これを書くために調べて知りました。当然ながら、すっかり、きょん師のものになってました。

紋之助さん(紋ちゃん)、今回はトトロじゃなくて「夏のひまわり かざぐるま」。独楽が止まりそうでちょっとドキドキしちゃったけど、これもかわいーー。

中入りを務めるのは正蔵師。やっと噂の「一文笛」が聴けました。最初の、たばこ入れを手に入れるところは、物語としてちょっと「えー!?」と疑問が残ったりしましたが、やや人情噺的に聴かせつつもコケそうなサゲはさすが、元が上方(米朝)落語ですねえ。

小猫さんは、客席からリクエストを聞いても強引に(笑)得意ネタにもっていくところがテクニックで。ウグイス、ホトトギス、パンダ、コオロギ、スズムシ、犬いろいろ、白鳥(オオハクチョウとコハクチョウの鳴き分け)を。

さん喬師匠の「三枚起請」、棟梁がいい感じです。この噺もきっちりとは聴いたことがなかったので、師匠で聴けてよかったです。で、いったん下手にはけようとして戻り、ご自分で羽織とお座布団を上手袖に下げてから、踊りを。曲は…わかりません。時折女性が出てくるような踊りだったと思います。

続けて、権太楼師匠が涼しげな淡い茶色の着流しで登場して「奴さん」。これは、「やっこさんだよ」というかけ声(?)があるので、わかります。師匠、お顔をひょっとこみたいにして踊るのがかわいらしい(笑)。

紙切りの正楽さん。鋏ならしに「線香花火」、続いて客席からのリクエストで「野ざらし」「盆踊り」「縁台将棋」。最後の「縁台将棋」で調子よく切っていたら、うっかり「夕涼み」を切ってしまったらしく、楽屋に向かって「紙、もう一枚!」「なかったら、僕のかばんに入ってるから!」と。前座さん(春風亭ぽっぽちゃん)がパニくってたらしいです(笑)。

そしてこの日のトリは権太楼師匠。黒紋付きに袴姿で登場。まず、先ほどの正楽さんをいじって(「『紙くれ』って、ここははばかりじゃねえよ!」とか)、立ち見のお客さんに「『らくだ』ねえ、サゲまでやると長いよ〜。大丈夫? あ、あの席空いてるみたいよ。 座ったら?」という感じで、ひとりだけ前方の空いた席に座ったのを見届けてから、噺へ。このひとつきで、若手さんのを3回ほど聴きましたが、サゲまで聴くのは初めて。わくわくー。最初、弱っちくて情けない感じの紙屑屋がどんどんすごんでいくところ、さすが! 今まで聴いたのとは、やっぱり細かいところどころが違っていて、そこを発見するのも楽しいですね。らくだを火屋(火葬場)に持っていこうと、頭を剃ったり(むしりはしない)、菜漬けのたるに放り込むところ(足の骨が折れたりはしない)なんかの、もともとは残酷風味になるところを少し軽い感じにしてあるのですね。らくだと宿無し坊主が入れ替わっちゃうところあたり、聴き慣れていないせいなのか、テンポが早かったのか、一瞬追いつけないかと焦りましたが、なんとか大丈夫でした。終わってみれば、ほぼ1時間の大熱演。すごかったです。

チケット購入前の並びからするとたっぷり6時間で、ちょっと疲れもしましたが、楽しい午後でした。

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2007.08.18

春風亭昇太独演会「オレスタイル」070730。

昇太さんの独演会「オレスタイル」を見てきました。

ゲストは三遊亭遊雀師匠!

前日の夜中、突然依頼されたとか(笑)。昇太さん、よく思いついてくださいました!

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番組は(ここのみ敬称略)
携帯撲滅啓蒙映像(キッタマンVs.入れたマン)
春風亭昇太 オープニングトーク
三遊亭遊雀 「十徳」
春風亭昇太 「ろくろ首」
(生着替え)
春風亭昇太 「野ざらし」
(中入り)
春風亭昇太 「死神」

「オレスタイル」そのものが初めてだったのですが、冒頭の映像は毎回あんな感じなのでしょうか。ぜひいつか、りゅーこうさんも本編のゲストに呼んでください!(笑)

その後、和柄ハンチングに白地に赤い葉・濃いピンクの朝顔柄のシャツ、ベージュ?のパンツ姿の昇太さんが登場。
前日の選挙速報をついつい見てしまったことなど(某TS氏が“大っきらい!”とのこと)を話しつつ、今回は、このところしばらくやっていなかった噺、この時季の噺、幽霊とか異形のものとかが出る噺を3席してくださるとのこと。
そして、着替える間に出てくださるゲスト…ということで昇太さんが上手袖からめくり台を出してくると「三遊亭遊雀」!!!!
わーい、二日連続で拝見できるとは!(笑)  らっきー! 「遊雀師匠は僕と違って本寸法のかたで…」とご紹介。ほ、本寸法っすか!? そりゃ確かに古典派かもしれませんが、「航空寄席」での「反対俥」や過去に拝見した「初天神」からすると………。ま、いっか(笑)。

ということで、遊雀師匠のご登場。この日の出演依頼は、同じく選挙速報を見ていた前日の深夜にあったんだそうです。ひゃー。「十徳」は初聴きでした。で、結局「十徳」ってどんな着物?なんでしょうね。
途中、一瞬「つる」になりそうになって「このままだと別の噺になっちゃうから、『どうしてつるになったか』は、また今度聞いてくれ」なんていうくすぐりも。
それに、「十徳」を教えてもらった八っつぁんが仲間に説明しようとして聞いてもらえなくて泣き出す! やったー、遊雀師匠の“泣き虫キャラ”!! けっこうすきなんですよー。

続いて、袴をつけた昇太さんご登場。
先ほど、遊雀師匠が翌日のゲストが決まってないと言っていたことを受けて、「遊雀師匠が出てらっしゃる間に電話して、昼の回は(立川)笑志さんにお願いしました。また、今、遊雀さんに確認したら夜は開いているとのことで、遊雀さんに決まりました」とのことでした。
そして甥っ子のジュンイチくんの話などをまくらに「ろくろ首」。昇太さんの与太郎もかわいいなー。

そして恒例の生着替え。
袴の紐の結び方を十字にしないのにはわけがあるんだ、とか、地方にも「生着替え」という言葉が浸透しているとか、常連さんと新しいお客さんの兼ね合いで噺の選び方など結構大変なので、常連さんはあまり前に座らないで、とか、まあいろいろ話しながら、鮮やかにお着替え終了。
電車がすきなのになかなか乗れなくなってきちゃって…と、まただいっきらいな(笑)中坊男子の話とかをまくらに「野ざらし」。ここでも“嫁ほしい”系のくすぐりが入ってこの日の隠しテーマなのかと思いました。…つか、いつもか!?
うまいこと骨が釣れて幽ちゃんが訪ねてきたら…という空想(妄想!?)のところも、かなりかわいらしかったです。

中入り後は何をやってくださるのかと楽しみにしていたら「死神」でした。
サゲは初めて聴くパターンでしたが、最初に覚えた通りだそうです。「『死神』は今、サゲ戦争になっている」ってのがちょっとツボでした。確かに、演るかたによってそれぞれ違いますものね。

今回は古典をみっちり3席。後説(笑)で現在時間を客席に聞いて、「9時13分」との声。「明日はこの13分を縮めます。TSのこと言わなきゃ大丈夫!」とおっしゃってましたが、うまく縮まったのでしょうか?(笑)

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2007.08.17

「航空寄席」&AFNサイン会。

成田空港にほど近い航空科学博物館にて行われた、 「航空寄席」&AFNサイン会に行きました。

AFN=「オールフライトニッポン」。

三遊亭遊雀師匠と柳家三之助さんの共著による、 航空業界に従事するかたがたのインタビュー集です (私は既読。But 未購入でした。だめじゃん) 。

番組は(ここのみ敬称略)

前説
【第一部】
三遊亭遊雀 「反対俥」
柳家三之助 落語の基本、動作、手ぬぐい・扇子の使い方
をまくらに「初天神」

【第二部】
トークショー
(飛行機や空港を楽しみ、“搭乗はくれぐれもお早めに”な感じ)
【第三部?】
AFN即売&サイン会

今回は、博物館への入場料のみで、落語会&トークショーは 入場無料です(先着100名)。 終演後の即売会では若干の割引で本を販売し、 その場でサインしていただけました。

会場へは、参院選の投票をしてからだとNEX路線バスを利用するしかなく、ほとんど海外に行かない私は、初NEX利用でちょっとわくわく(笑)。路線バスは、かなり飛行機が間近に見えるルートを徹ので、そこでもわくわく。博物館も初めて行ったので、またまたわくわく。根っからの文系人間なのでピンとこないところも少しありましたが(苦笑)、基本的に“博物館ずき”なので、楽しかったです。

午後からの落語会とトークショーも楽しく、特にトークショーでは“助手”役の遊雀師匠がボケ倒すのも楽しく、あっという間に 時間が過ぎていきました。

そして、一番大切なのは、この後(笑)。 「オールフライトニッポン」の即売&サイン会。サインは、三之助さんがひとことを書き、ご自分のサインをし、 受け取るひとの名前を書き、 その後、遊雀師匠がサイン、という順番。

楽しい時間はあっという間。 だいぶ疲れてしまったので、サイン会のあとはわりとすぐに 家路につきました。 本当はリムジンバスで東京駅まで、と思っていたのですがほんのちょっと時間が合わず、とりあえず空港第2ビルまで路線バスで出た後、京成スカイライナーがタイミングよく出るところだったので、それで帰路に。スカイライナーも初だったので、またまたわくわく。いろんな乗り物にも乗れて、楽しい一日でした。

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2007.08.16

SWAクリエイティブツアー070722昼。

明治安田生命より日生を取った(違)山陽さん 欠席ながら、4人で決行のSWAクリエイティブツアー。私は初体験でした。

楽しかったです〜。

ちなみにSWA(スワ)とは、“創作話芸アソシエーション” の略で、 新作落語・講談を作ってどんどん世に出して 市民権を得ていきましょう、という5人の噺家・講談師 (林家彦いち、三遊亭白鳥、神田山陽、春風亭昇太、 柳家喬太郎の各師匠・先生)の集まり、です。

番組は(ここのみ敬称略)
柳家喬太郎 「華やかな憂鬱」
春風亭昇太 「手紙の中の君」
三遊亭白鳥 「後藤を待ちながら」
林家彦いち 「頭上からの伝言」

今回のテーマは「東京」で、さらにどの噺にも 「さとみ」という女性を出す、というのが条件。 噺によっては、当日の朝4時まで微調整したとか。 お疲れさまでございました。

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2007.08.15

「大銀座落語祭2007」、7月16日、その3。これで最後!

うっかり、すごく時間が経ってしまいました。最後だけ残してって…。あほすぎます。ということで、いまさらながら取り急ぎ。

今回のお祭りのオーラスは、中央会館Hブロックの後半。前の会場の中入りで抜けて、小走りで会場にたどり着いたときは、ますおかの漫才(朝、日テレの生番組で言ってたのはこれだったのか…orz)。途中で入るのもなんだし、ちょうどトイレに行こうと思っていたので、らっきー。けっこうもロビーに出ているお客さんがいて「なぜ?」と思いました。ますおかが終わっても残ってるかたがたもいたし…。ヘンなのー。

で、トイレを出る直前にますおかが終わって拍手が起きてしまったので、結局、花緑さんが高座に上がった直後になんとか席に着きました。

聴いた番組は(ここのみ敬称略)
柳家花緑「宮戸川(かかあ天下由来の一席)」
三遊亭小遊三「浮世床」
(中入り)
笑福亭鶴瓶「青春グラフィティ松岡」
笑福亭鶴瓶「たちきれ線香」

ということで、わたし的ラストはすべて落語で締め。

花緑さんは、出演中の舞台「宝塚BOYS」をまくらに、その流れから夫婦の力関係、奥さんのほうが強くなる噺ということで始まったのは「宮戸川」。え、そんな(女性が強い)場面なんてあったっけ?? と思って聞いていたら、途中の細かいところをいくつかはしょって、雷の鳴ったところで悲鳴を上げて抱きついたのは、半ちゃんのほう。お花ちゃんは、その姿に母性本能をくすぐられてぎゅっと抱き返し…。そして“宮川大助・花子 かかあ天下由来の一席”で〆。

って。おーい、宮川じゃなくて宮戸川だってばーー(笑)。

小遊三師匠はなんだか聞いたことのあるまくらをちらりと振ってから、「浮世床」。終盤のめちゃくちゃ適当に本を読むところで私に疲れが出て、ちょっと集中が切れちゃいました。一番の聞き所だったのにぃ。

鶴瓶師匠1席目は新作。高校時代の同級生・松岡くんのほんとにあったエピソードから。演出上、声をひそめるところで、客席から「聞こえないー」という、なんとも無粋な声が。ったくKYだなぁ。

続く2席目は、ほんのり期待していた「たちきれ線香」。前日、円楽師匠欠席の代演では小朝師匠に「10分で」と言われ、今日は最終日のトリなのでしっかりやれ、と言われ、「どないやねん」とぼやきつつ。ところどころ、とっちらかっちゃった感じで、こなれてるとは言いがたかったかもしれませんが、クライマックスはお見事でした。そして気になる部分は「弾“か”しまへんわ」、でした。

終演後は別プログラムを見ていたお友達と合流して、軽めに“勝手に打ち上げ”をして、無事に帰宅。

銀座に通い詰めた5日間、本当に楽しい日々でした。

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2007.08.03

「大銀座落語祭2007」、7月16日、その2。

「大銀座落語祭2007」7月16日の夜の会は、申し訳ないと思いつつ、2会場を掛け持ちさせていただきました。どうしてもどちらかを選ぶことができなかったのです。

まずはギンザ・コマツアミュゼ「普通じゃない落語会」。上方の噺家さんたちによる、ちょっと変わったアプローチの噺ばかりを集めた会です。

番組は(ここのみ敬称略)
【第1部】
〔普通じゃない落語会〕
笑福亭智之介「マジカル時うどん」
桂枝曾丸「和歌山弁らくご」
(中入り)
桂米平「忠臣蔵立体紙芝居」
桂小米「鳥取弁らくご」(「夏の医者」)

この会場は、天井が低いというか、すのこのような飾り(?)が天井や壁についていて、会場の下手側サイドが歩きにくく、(そのすのこのような飾りで仕切られた向こうが、噺家さんたちの通路のようになっている)全体がフラットで後ろのひとにも見えるようにと高座がだいぶ高く作られていて、その分天井との空間が狭く、噺家さんも頭をぶつけないように注意して上がらないとならない、という感じでした。また、会場の後方がだいぶあいているのに何でもう少し列を増やさないのか不思議。後方はそんなに見づらいのかしら?

なんて、会場の文句を書いたりしつつ。

智之介(ちのすけ)さんは、小柄ですがなかなかのいい男(笑)。マジックを交えてうどん屋とお客のやりとりを描く「マジカル時うどん」。まずは、何もない筒からお冷や(水)を出してコップに注ぐ。新聞を細かく裂いて掌でもんで、白い“うどんの素”(歌舞伎などで使ういわゆる“蜘蛛の糸”)を出す。それをどんぶりに入れて、やかんから水を注いで、うどんにする。で、客がマジックをできたら無料にすると言うと、「いや、マジックはできないからお金を払う」と言うので「5,000円!」とぼったくり(笑)。客は「たっかいなぁぁ」とぽやきつつ、取り出したのはお札大の白紙。これを折りたたんで、5000円札に。うどん屋に見せるも「マジック見せたからタダでいいだろう」と、渡さずに去ろうとする。で、サゲは…(なんだっけ? 汗)。という感じで、なかなかの手際でした。…今、ご本人のブログを確認したところ「マジカルうどん屋」になってました。そうでしょうそうでしょう。といっても、東京の「うどん屋」とはまた違いますけどね。

枝曾丸(しそまる)さんはいきなりおばちゃんのカツラにお着物で登場。いやぁ、何が始まるかと思っちゃいましたよ〜(笑)。そして、和歌山のおばちゃんはおもしろい的なまくら、和歌山弁の特徴、各地方の特徴的な方言などを紹介しつつ、「和歌山弁らくご」を。あちこちぐぐってみたところ、「半熟親子」という演題のようです。嫁姑問題を取り上げながら、姑であるおばちゃんとその親友、そして嫁、3人の和歌山の女たちの、なんともほのぼのしたやりとりを描く噺でした。

中入りを挟んで、米平(よねへい)さんによる「忠臣蔵立体紙芝居」。大きな風呂敷包みを脇に置いて、そこから紙芝居を置く台を取り出して組み立て、紙芝居をセットして始まります。立体紙芝居は、画用紙に描かれた絵(この絵も米平さんの手になるものだそうです)にいくつか細工がしてあって、お城が大きくなったりふすまが次々開いたり、四十七士が凱旋する様子を現したり…。桜塚やっくんが使う絵の、もうちょっと凝った感じといったら雰囲気が伝わるかもしれません。それを使いつつ、「忠臣蔵」を口演。かなりの巨体ですが愛嬌のある感じのかたで、噺もかなり楽しかったです。

第1部の最後は小米(こよね)さん。まくらでは、ご自身の病気「大腿骨頭壊死(だいたいこっとうえし。股関節が変形してしまうもので、非常に痛いんだそうです)」についての米朝師匠とのやりとりなど。ちなみに、美空ひばりさんもこの病気だったそうです。噺は、鳥取県出身ということで「鳥取弁らくご」を。山の中、つまり田舎で農業をして暮らす一家の父親が暑いさなかに倒れてしまい、山を三つ越えて隣り村のお医者さまに往診をお願いしに行った息子。お医者さまの薬籠を、息子が代わりに背負って家路を急ぐと、見慣れない道? 迷ったかと思っていたら、大木が倒れて道をふさいでいると思ったのは、うわばみ(大蛇)で…という「夏の医者」の、登場人物たちがしゃべる言葉を鳥取弁に変えて口演なさいました。鳥取出身というとキャラメルボックスの岡田“ラクダに乗った王子さま”達也さんなので、ほんのちょっと親近感を持ったりして(笑)楽しく聴くことができました。なお今回、「夏の医者」にしたのには理由があって、第2部で「上方落語の四季」というテーマで4人の噺家さんが口演なさるんだそうですが、そのネタを指定した某師匠@六人の会 が、「天王寺詣り」を夏の噺と思ってしまったそうで、結果、春・春・秋・冬の噺が揃ってしまったため、小米さんが夏の噺をすることになったんだそうです(笑)。

失礼ながら、私は第1部が終わって会場を移動します。オーラスは再び銀座ブロッサムにて、今度は「究極の東西落語・Hブロック」です。

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2007.08.02

「大銀座落語祭2007」、7月16日、その1。

「大銀座落語祭2007」、最終7月16日の昼間は、「究極の東西寄席 Gブロック」を拝見。

正岡容門下の
俳優・加藤武さん
小沢昭一さん
人間国宝・桂米朝師匠
そして、東京の噺家・柳家小三治師匠
による、三部構成の会でした。

ちなみに小三治師匠によると、全員同じ俳句同人のメンバーだそうです。みなさん、お元気でなによりでございます。

番組は(ここのみ敬称略)
【第1部】
〔小沢昭一&加藤武 名優二人会〕
加藤武 朗読「宮本武蔵」(吉川英治著)
(読んだ箇所をもっと詳しく言ってくださったのですが
メモしきれませんでした…。
武蔵が宍戸梅軒に会いに行ったあたりです)

小沢昭一 朗読「榎物語」(永井荷風著)
(仲入り)
【第2部】
〔待ってました!桂米朝〈インタビュアー・小沢昭一〉〕
桂米朝 小沢昭一 対談
(仲入り)
【第3部】
〔柳家小三治の会〕
柳家小三治 「天災」

万全の体調で楽しみたかったのですが、前日に飲んだお酒を引きずっていて、調子が悪くて…。ちょっともったいなかったなぁ。

加藤さん、小沢さんとも朗読とは、ちょっと予想外でした。
加藤さんは書見台? 小沢さんは講釈台のようなものを前に、着物姿ですでに高座に座っている状態で緞帳が上げられました。

加藤さんはさすが、俳優さんでいらっしゃるので朗読といっても台詞の部分は一人芝居を観ているようです。なかなか楽しく聴きました。

小沢さんは、その講釈台の上や横に、様々な鳴り物(お寺でお坊さんが使うようなものとか…)を並べて、話に合わせてご自分で効果音を出しつつ。途中で「只今準備中」というような札を手前に下げて、加藤武さんとのかつてのエピソードを語ってくださいました。が、このあたり、個人的な体調上の理由により、かなり記憶が曖昧でして。ひゃあ。

中入りを挟んで、緞帳が上がると、めくりは「桂米朝」。プログラムは「トークショー」となってましたが、もしかして…とほんのちょっと期待してしまったんですが、スーツに着替えた小沢さんが下手側から登場。そして高座の手前に椅子が2脚用意され…。残念。まあしかたないですね。米朝師匠はお着物(着流しに羽織)姿で上手側から。小沢さんのほうが師匠に気を遣いすぎて、なのにちょっとボケをかまして、かましたまんま進んで(眉毛をまつげと言って、結局言い切る、など)、結局、米朝師匠のお話というより、お二人の師匠である正岡容氏のお話ばかりになってしまいました。時間もやや短く、ちょっと不満が残ってしまう第2部でした。

再び中入りを挟んで、最後は小三治師匠。生で拝見するのは、たぶん初です。「ながーーーい」というまくらを楽しみにしてきました(笑)。冒頭に書いた通り、加藤さん、小沢さん、米朝師匠、そして小三治師匠は同じ俳句同人の仲間だそうで、しかも小三治師匠は一番年下。こういう会の楽屋では「師匠」と呼んでも、句会で会ったら「ようっ!」というふうに気楽に挨拶する仲で…というような話から、台風にからめて「台風が大変大変って言ってるけど、心配なのは四国の水がめがどうなったか、なんだよ。でもどっこも言ってくれないんだ」ってな話。小三治師匠、聞く前はなんとなく、しゃきしゃき話すタイプのかただと思っていたんですが、まくらは意外にのんびりしたテンポなんですね〜。途中の「えーーーー」「んーーーー」というような、言うことを考えるときに口から出る間投詞も長めで。で、鈴本演芸場が昨日は早々に公演中止したということを話したものの、「いや、鈴本の話はやめとこう」と言って、今度はまったく別の話。ある寄席で「茶の湯」をかけた時に、登場人物のご隠居が移り住んだ先の地名をど忘れしてしまって、さらにサゲにつながる伏線を張り忘れて…という失敗談を話すのに、「茶の湯」をほとんどやってしまったような形で(笑)。そしてまた台風の話題に戻って、マネージャーの若い女性がサーファーで、こんな台風の時には血が騒いでしまう、という話をして、ここまでで小一時間(笑)。で、噺はというと「天災」。ややむりくりな感じがしなくもないですが、「茶の湯」あらすじと合わせて、1席と七分(しちぶ)くらいは聞いたようなもんなので、ま、いっか(笑)。

というわけで、演者の平均年齢が一番高かったであろう会も無事に終了しました。

台風一過で入場前はいいお天気だったのに、終わって外に出たら、曇ってる…。

夕方の会まで少し時間があるので、ダメもとで三越屋上へ! 15日は荒天のため中止だった出世地蔵寄席は、無事に開催されていました。ですがやっぱり第1部二番手の金原亭馬治さんには間に合わず、最後、柳家一琴さんの「初天神」終盤のみを後方から聴きました。会場は立ち見も出る大盛況でしたよ。小さな子たちもけっこういたようですが、だだをこねる金坊(を演じる一琴さん)、大ウケ! 大変に盛り上がっていていい会だったようです。ほんのちょっとしか聴けず、残念。

17時半からの第2部とは入れ替え制ですって。山野楽器などの無料会場は、すべてそうなったようです。昨日までは確か違ったはず。

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